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看護師に求められている英語レベルはどれくらい?

I am a nurse~英語が話せる看護師になろう~
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どの程度のレベルが求められる?

どの程度のレベルが求められる?

近年、外国人患者を受け入れる病院が増えています。そのため、病棟で働いていても英語を話す機会はゼロではありません。看護師にはどれくらいのレベルの英語力が必要なんでしょうか?

必要な英語レベルは?

英語が少し理解できれば身振り手振りを交えてコミュニケーションを取ることができます。部屋までの道案内などに困ることはないでしょう。つまり、日常会話レベルの英語ができれば外国人患者にも問題なく対応できる、ということですが、具体的なスコアにするとどれくらいでしょうか?英語の実力が図れる試験の中で代表的なのは「TOEIC L&R」と「TOEIC S&W」です。(「TOEIC L&R」と「TOEIC S&W」の内容は下部に詳細を記述しています。)それぞれのスコアを見てみると日常会話レベルとはTOEIC L&Rでスコア5~275点、TOEIC S&Wでレベル4~5くらいなんだとか。
ですが、外国人患者に対応できるようになるには日常会話レベルでは少し心許ないため、日頃の努力が大切です。専門用語を交えながら医師や他の看護師にも通訳するとなるとそれなりのレベルが必要だからです。
日本の医療機関を訪れる外国人患者の多くは、旅行中に体調を崩した人です。通訳を介さずに来院した患者を日本人と同じように対応するには、TOEIC L&Rならスコア275~370点、TOEIC S&Wならレベル6~7までの高いレベルの英語力が必要です。このような高い英語力を日常的に維持するためには英語の勉強を続けるとともに、英語を使う機会を積極的に設けていく必要があります。

「TOEIC L&R」

TOEIC L&Rは日常生活やビジネスシーンでのリスニングとリーディングの能力を測るものです。内容は45分のリスニングテストと75分のリーディングテストで構成されています。スピーキングテストはありません。レベルは初級~上級があり、合否ではなくスコアで判定されるので現在の英語レベルに関係なく受験できます。
TOEIC L&Rは、特にビジネスシーンで使える英語力の証明に適しているので、キャリアアップを目指すビジネスマンや就職活動を控えた学生が多く受験しているようです。ただし、近年はスピーキングを中心とした、いわゆる使える英語が重要視されていることもあり、TOEIC L&Rのスコアだけでは不十分と判断される場合もあります。
そのため、スピーキング力を証明する「TOEIC S&W」も一緒に受験する人も少なくありません。

「TOEIC S&W」

TOEIC L&Rと同様に、日常生活やビジネスシーンで使える英語力を測るためのテストです。内容は20分のスピーキングテストと60分のライティングテストで構成されており、レベルは初級~上級まであります。
TOEIC L&RとTOEIC S&Wの両方を受験することで、4技能の英語コミュニケーション能力を測定することができますよ。

新しいスキルを身につけてキャリアアップ!