まずは基礎力を鍛える!

まずは基礎力を鍛える!

英語の重要性はどんどん高まっていますが、習得には時間がかかります。いざという時に後悔しないよう、今すぐ勉強をはじめましょう!

大切なのは「英語の基礎力」

英語とスポーツは似ているといわれるので、スポーツに例えて説明しましょう。
これから野球をはじめようとする初心者を想像してみてください。もともと運動部に所属していて基礎的な体力がすでにある人とまったく運動したことがない人、どちらが有利でしょうか?基礎的な体力のある人の方が練習についていけるので上達するのがはやくなりますよね。すぐにレギュラーになれるかもしれません。
英語も同様です。基礎力がある人とない人では上達のスピードが全然違います。では、英語の基礎力を身につけるためにはどうすればいいのでしょうか?英語の基礎力は中学・高校で学ぶ範囲です。教科書の内容が理解できていれば問題ありません。

必要なのは「単語」「文法」「音読・シャドーイング」

まずは「単語」です。受験のイメージがあるせいか、単語を覚える=大変、と思っている人も少なくありません。でも大丈夫!安心してください。新しい単語をたくさん覚える必要はないんです。実は、ネイティブスピーカーでも基本的な単語3,000個で会話の9割近くをカバーしているんです。3,000語を覚えればかなり話せるようになりますよ。私たちは中学・高校までに3,000語程度は勉強済です。新しい単語を一から覚えるのではなく、高校で習った単語を思い出しながら覚えるイメージで勉強するといいでしょう。
次に「文法」です。これも高校までの内容が理解できていれば十分なんですが、「中学・高校の文法は頭では理解しているけれど実際は英語が話せない」という人も少なくありません。なぜなら文法を「理解」しただけであって、自動化できる練習をしていないからです。
例えば、「あなたはメールを書きましたか?」という文章を英語にしてくださいといわれたら、少し考えてから書き出す人がほとんどでしょう。ですが、話す場合はそのように考えている暇はありません。すぐに伝えられなければ会話は止まってしまいます。まずは中学・高校の英語をしっかり理解できるまで勉強し、ある程度理解できてきたら、自動化できるまで身体に覚え込ませましょう。
最後は「音読とシャドーイング」です。音読とシャドーイングはすべての基本です。語彙や文法がしっかり身についていても、その使い方がよくわからないとスピーキングやリスニングはできませんよ。定着させるためには理解したことを何度も声に出すことが大切です。聞き取るスピードが上がり、意識して言葉を思い出さなくても自動的に理解できるようになりますよ。話す時にまるで口が言葉を記憶しているように、自分の知っている単語がスルスルと出てくるようになります。

新しいスキルを身につけてキャリアアップ!