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実践的な英語能力を総合的に評価する「日本医学英語検定試験」

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日本医学英語検定試験がおすすめ

日本医学英語検定試験がおすすめ

日本医学英語検定試験、通称「医英験」をご存じですか?比較的新しい試験なので詳しいことはよくわからないという人もいることでしょう。医療・介護の現場で求められる実践的な英語力を総合的に評価する医英検について詳しく説明します。

医英検とは?

日本医学英語教育学会が日本の医学・医療の国際化を推進する目的で2008年から実施している医学・治療に特化した英語の検定試験です。2008年の開始以来、受験者数もどんどん増え、2018年には3,500人にまで達しました。
日本医学英語教育学会の詳細は以下のサイトから確認してください。

日本医学英語検定試験

試験名に「医学」とあるので医学の知識のみを問う試験のように見えますよね。でも、受験者の対象は医師や看護師などの医療従事者や医学を学ぶ学生だけでありません。教育、出版、翻訳、通訳などさまざまな業界の人が受験可能です。医療・介護の現場で求められる実践的な英語運用能力を総合的に評価するため、さまざまな角度から英語力を把握することができます。医療英語を冠した検定は世界中を探してもほとんどないので、医英検は貴重な検定といえますね。

難易度と受験資格

医英検には1級~4級まで4つのレベルがあります。各級の難易度と受験資格について見ていきましょう。
4級は基礎レベルです。医学部、医科大学、医療系大学の入学・卒業程度の医療英語ができれば合格することが可能です。制限はなく、誰でも受験できます。
3級は応用レベルです。医師や看護師をはじめとした医療従事者、通訳や翻訳家などが英語で現場の業務でできるレベルです。こちらも制限はなく、誰でも受験することができます。
2級はプロフェッショナルレベルです。英語で論文を執筆したり、学会で発表したり、ディスカッションしたりできるレベルで、2級は3級を取得していなければ受験できません。
1級はエキスパートレベルです。医療英語を指導できる人が取得できるレベルで、日本医学英語教育学会の会員であり、2級に合格している人だけが受験できます。

4級と3級の勉強法

誰でも受験可能な4級と3級ですが、効率よく勉強したいなら公式の教材がおすすめ。日本医学英語教育学会が発行している「日本医学英語検定3・4級教本」では、3級と4級の試験で出題される問題への対策が学べます。
テキストの後半には過去問や必須単語・略語のリストも掲載されているので、まずはこちらの単語をすべて暗記しましょう。リスニング問題は出版社のホームページから音声ファイルをダウンロードしてください。

履歴書に記載できる

医英検は新しく、知名度もそれほど高くはありません。ですが、医療分野の知識を広げるために医療英語を勉強した成果を発揮できる資格として価値があることは間違いないでしょう。履歴書にも記載できるので、転職にも役立ちます。

新しいスキルを身につけてキャリアアップ!